スポーツを「成熟」するために...
こんにちは!
佐賀県で水球指導🤽♂️に携わっています、
岩城賢一(いわきけんいち)です。
今日は、スポーツを「成熟」するために...
というテーマで書いていきたいと思います。
スポーツが「熟する」ってどういう事!?
と、お思いかと思います。
僕が思う、スポーツの成熟度とは、
どれだけ付加価値をつけられるか?
だと思っています。
付加価値とは、
スポーツが教育になる。
スポーツが生きがいをつくる。
スポーツが友達をつくる。
スポーツがビジネスになる。
など、ですね。
「スポーツは文化」などとも言いますが、
スポーツをそもそもの「競技」から「文化」に誰かが引きあげたからこそ、今日の「文化としてのスポーツ」という価値観が生まれているのだと思います。
私が大好きな水球も同じで、「誰かが」勝った負けたの「競技」から普遍的な「文化」にしていく必要がある。
(「今がどうか」っていうわけではなくて、これから、さらに「価値あるスポーツ」にしていこう!という話)
いつの日か、
「海いこうぜ〜?」
のノリで、
「水球しようぜ〜?」っていう日が来る。
ワクワクしません?
「競技」から「文化」に深まっていく、深めていく。
そのためにも、
①競技者の人数(競技人口)
②プレー(技術)の科学的研究
③情報量
が重要ではないかなと考えています。
(あくまで、個人的意見です。もっと水球の発展の事を考えているも多数いると思います。そんな人の話を聞いて、意見交換してみたい!)
そして、①②③は全て繋がっていると思っています。
①競技者の人数(競技人口)
競技人口が増えれば、いろんな意見が出てきます。
今から述べることは極論かもしれませんが、
・水球に泳力って本当にいるの?
(自分の選手時代のアイデンティティであった泳ぎを批判するのは、苦しい部分もありますが...)
→だって、泳ぐより、ボールの移動の方が速くない?
・水球って利き手の反対の手でシュート打たないの?
→だって、手よりコントロールが難しい足で行うサッカーだって逆足でシュート打つよね?
とかですね。
そういった「疑問」が②の研究を生むのではないでしょうか?
②プレー(技術)の科学的研究
進学校でプレーしている選手の皆さん、是非↑のような研究をして、
僕に教えて下さい!
そして、水球というスポーツを「再定義」していきましょう!
海外では「シュート速度をあげるためにどういう動きが良いか?」とか、
「効果的な巻き足の方法」とかが研究されています。
(僕、英語が読めないんで中身まではよくわかっていません!勉強不足でごめんなさい!)
・タイムアウトの効果的な取り方
・チームカラーに合わせたシュートまでの戦術
・左手で右手と同じくらい投げられる方法
・水球における効果的なポジション取り
とか、めっちゃくちゃ知りたいです。
もちろん、指導に携わっているので、自分なりに研究しているのですが、
それが、「誰にでも効果があるもの」なのかどうかは分かりません。
そして、その研究がお金になれば一番いいですよね。
(スポーツでビジネスすると「邪道だ!」とか「卑しいな!」とかいう意見もあるかもしれませんが...)
野球で例えたら、
「ダルビッシュ選手の投法」はこんな特徴があって、僕の研究によると、
今まで誰も注目してこなかった「〇〇筋」が働いているようだ。
「〇〇筋」が働くことによって、力学的に腕振りのスピードが14%上がることが
分かった。
そうなったら、
「この研究の情報、△△万円で買いたい!」とか、
「この人の研究は面白いから、在籍している◎◎大学に出資しよう!」とか、
そんな風になって、研究がさらに進んだり、
その情報が世の中に広まって、スポーツ界で「当たり前」
になっていけば良いなぁと思います。
③情報量
僕は、ここを一番、伝えたい!
僕たち指導に携わっている人たち(僕は、ピヨピヨですが)は、
毎日の練習の中で、「どうやったらこの選手はシュート上手くなるかな?」とか、
「どうしたら状況判断能力が上がるかな?」とかを考えて指導にあたっています。
そして、いま実際にプレーしている選手の皆さんは、
「どうやったらDFがうまくいくかな?」
「どうやって相手GKからシュートを決めようかな?」
とかを日々考えていると思います。
そういった日頃、「思っていること」や「疑問」もそうだし、
「俺は、このタイミングで攻撃を仕掛けるなー」とか、
「私は、GKとして、相手がシュートを打ってくる時、こんな風に構えているな」
とかの情報をもっと発信・共有していくことって大事だと思うんです。
そういう「疑問」や「プレーのお手本」といった情報がたくさんあれば、
現役の選手たちの知識・技術がもっと磨かれていく。
その「磨かれた選手」たちが日本代表として活躍したり、
後に指導者になって「次の世代の選手たちを磨いて」いく。
そうすれば、さらに水球が磨かれていく。
このサイクルがスポーツを文化にしていくのではないでしょうか?
その中に、
日本一、水球を楽しむ教え方
日本一、速いシュートの教え方
が生まれていったりするのかなと勝手に思っています。
また、今は日本人のほとんどがスマホをはじめとする通信機器を持っています。
総務省の平成30年度版情報通信白書によると、なんと94.8%!
(この記事書きながら初めて調べて見ただけですが。見方が間違っていたら後で、こっそり教えて下さい。)
つまり!
95%の日本人がインターネットの情報に触れることができる!
そして、ここからが重要なのですが、
95%の日本人が、「情報を発信」することができる。
1億総情報発信時代
に突入しているということではないですか?(←言い過ぎ?)
もう、テレビや新聞、ネットニュースだけが、情報源じゃない。
誰もが皆、新聞記者やコメンテーターになれる!
ということです。
そして、自分が持っている有益な知識や有益な疑問が、新しい世の中を創っていく。
自分たちで、新しい世の中を創っていく。
ここからは、僕の壮大で自分勝手な野望なのですが、
水球に関わっている多くの選手・指導者・応援者が、たくさんの情報発信を
していって、世の中に水球に関する有益な情報が溢れていったらいいな!
と、思っています。
そして、佐賀の岩城とかいう、へんてこりんなヤツでも情報発信してるんだから、
俺も私もやってみよう!と思ってくれたらいいなと思っています。
その時は、ブログも読者になるし、YouTubeもチャンネル登録して勉強させてもらいます!
水球に関する「知りたい情報」をスマホでさっと検索したら「すぐに分かる」
そうなっていくためには、情報量です。
その中で、良い情報にアクセスが集まり、悪い情報が淘汰されていく。
そして、水球の魅力がもっと深まり、
①もっと競技人口が増える
↓
②もっと研究が進む
↓
③もっと情報量が増える
↓
①...(以下、プラスのサイクル)
そうなっていけば、
「海行こうぜー」が、「水球しようぜー」になっていく。水球が文化になっていく。
(↑は、あまりにも短絡的かもしれませんが...)
水球を「文化」にしていくのは、僕を含め、皆さんです!
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます!
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